ジョブハンティング! 弁護士、派遣、社畜、銀座ホステス、いろいろやってみた。

元派遣、氷河期世代かつ団塊ジュニアの弁護士が外資系や大中小企業など40社以上で働いた経験をもとに、氷河期世代を取り巻く諸問題、40代派遣・フリーターから正社員へのステップアップのコツ、日々思ったことなどを綴っていきます。

中途採用者、経歴詐称率60%!!!  By ヴィヴィアン調べ(笑) part1

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こんにちは。ヴィヴィアンです。

 

前回は、エージェントとの面談↓↓↓についてお話ししました。

vivien-moriya.hatenablog.com

 

本日は、経歴詐称をテーマにお話しします。

実は個人的に、かなり思い入れのあるテーマなんです!経歴詐称(笑)。
そういうわけで、思いの丈をぶつけまくっていたら、超長文になってしまいました(笑)。

なので、2回に分けてアップすることにします。

 

経歴詐称といえば、まっさきに思い出すのが故・野村沙知代さんです。

その昔、コロンビア大学に留学したとかしてないとかって話題になりました。

あと、何年か前の、名前何だっけ?マイケル富岡に似た人。

思い出せない。熊本出身の人。高校時代のあだ名が話題になってましたよね。

どうでもよいことは覚えてるのに。。

あれっ、この人は経歴詐称じゃなくて顔面詐称でしたっけ?

 

経歴じゃないけど、年齢詐称も多いですよね。

私もホステス時代2歳サバ読んでました(笑)。

 

年齢詐称は芸能人も多いですね。

私が20代の時、同い年だったはずのタレントさんや女優さんが、いつの間にか、1つ年上になったり、2つ年上になったり。

20年前は同い年だったのに!? チクショー、ダマされた!同い年だから応援してたのに。。

皆さんも、そんな経験ありませんか?

 

ニセ医者とかニセ弁護士もけっこういますよね。 

あっ、、、(笑) 私は本物ですから!

 

親戚が金目当てでニセ医者と結婚しましたが、結婚後、無職であることが判明。

金がないと分かって速攻離婚したそうです。

 

実はニセ医者(たぶん)のクリニックに通っていたことがあります。

途中であれっと思ったのですが、いい先生だったのでしばらく通っていました。

 

ニセ弁護士にも遭遇したことがあります。

そのニセ弁護士は私が弁護士なのを知っていましたから、本物の弁護士の前で、ずいぶんいい度胸してやがるな、こいつ、と思いましたね。本人はバレているとは全く思っていないようでした。不思議です。。

 

今回は、以下をテーマにお話しします。

 

なお、法的な観点からの考察は一切ナシです。弁護士のブログだからって期待してた人すみませんね。

転職活動で経歴詐称ってどれくらいの人がしているの?

タイトルの60%というのは、過去に働いていたある会社の私の同僚たちの経歴詐称率(たまたまバレた分だけで、です)です。

経歴詐称の内容は様々です。高いと思いますか?

私は、こんなもんかな、と思っています。

私もそれなりの年数生きていますし、これまでの人生で色々な人に出会ってきましたが、世の中の50%前後の人は、「比較的簡単にウソをつく人たち」だと認識しています。

 

ですから、60%というのは、おおむね妥当な数字ではないかと思います。

もっとも、内心では、もしかすると、もっと高いのでは?とも思っています。

 

というのは、やはり転職の場面では皆必死ですから。生きていかなきゃいけないし、年収にかかわることですから、いくらでもウソつきますよ。普段からウソを簡単につく人は、当然でしょうし、普段あまりウソをつかない人だって転職となると、ちょっとしたウソくらいついてもおかしくないですよね。

 

転職関連のサイトですと、経歴詐称はヤバイ!みたいな感じで書いてますけど、実際はけっこうみんなやっているわけです。色々なサイトに経歴詐称すると解雇や懲戒処分されるリスクが云々書いてますけど、何だってリスクはつきものですから。

 

だからって、経歴詐称を勧めるつもりはありませんけどね。

 

ちなみに、エージェントの担当者が応募者の経歴を勝手に詐称してしまうこともあるようです。

 

ところで、なんで、オマエが同僚の詐称を知っているんだ?と思う方もいるかもしれませんが、それについては次回お話しします。

転職活動で経歴詐称してもいいの?

経歴詐称してもいいのか?

正解はないですね。本人の勝手だと思います。

 

ですので、本ブログでは私の基準、すなわち、自分が経営者だったり人事だったり同僚だったらどこまで許容できるか、という視点から書いてみたいと思います。

 

簡単に概要を述べておきます。

基本的に、事実と明らかに異なることを書くのはアウトですね。(ただし、細かいことは別です)

やはり、信用できない人物だと思うからです。仕事でも、ちょこちょこ簡単に嘘をつくだろうと思うからです。

 

ですが、いわゆる「盛る」ことについては、程度問題だと思います。アウトの時もあればセーフの時もあります。

 

では、以下の点について説明していきます。

・学歴について

・職歴について

・資格について

・業務経験やスキルなどについて

学歴について

学歴はアウトですね。もちろん、学部や学科、卒業年度もです。

本当は日大出身なのに慶応出身とか、東大出身なのに国士館出身とか、こういうのはアウトだと思います。

実際に卒業した大学よりも下のレベルの大学を卒業したと詐称するのはOKと考える人もいるようですが、アウトですね。

 

身近にもいました。一流大学の一流学部を出ている人ですが、氷河期で就職活動に失敗し、その後紆余曲折あり、零細企業に応募する際にレベルの低い大学名を履歴書に書いたそうです。

 

中小企業では一流大学出身者に対する差別があることはよく耳にしますからね。色眼鏡で見られることも多いですよね。私も不愉快な思いをしたことが何度もあります。

ですから、気持ちは分からないわけではないのですが、ちょっと自意識過剰かなと思いますね。氷河期世代の一流大学出身者が零細企業で働くのなんて別に珍しくもなんともないですから。

 

職歴について

在籍したことのない会社に在籍したことがあるように書いたり、非正規なのに正規とするなどの詐称はアウトですね。

例えば、グーグルで働いたことがないのにグーグルで働いたことがあるとか、アマゾンで派遣として働いていたのを正社員として働いていたとか。こういうのはダメですね。

 

派遣でも正社員と同じかそれ以上の仕事をしている方も多いですし、私もそうだったので、詐称したい人たちの気持ちは良く分かるのですが、明らかにウソなのでダメなものはダメですね。

 

また、2、3か月くらいの短期の正社員歴を省略するのはセーフですね。細かい経歴なんてどうでもよいですし、書くとごちゃごちゃして全体像が分かりにくくなることが多いからです。

 

資格について

取得していない資格を取得したとウソをつくのもアウトですね。

 

先ほども書きましたが、弁護士資格を取得していないのに弁護士を名乗っている同僚がいました。ずいぶん大胆ですよね。どんな心理なんでしょうね。

 

弁護士と思わせるためか、正義感が強いフリしてクサいセリフ吐いたり(ドラマの見過ぎ!)、一般人が抱いているような弁護士像を演じていました。

一般人の思う弁護士像と実際の弁護士は180度違いますから!正義感の強い弁護士なんてそうそういませんよ。おそらくその方は身近に弁護士が一人もいないのだと思います。

弁護士ドラマとか欠かさず見ているんでしょうね。画面に食いついてセリフをメモったりしてそう。。

話せば話すほど、自分は弁護士ではありませんと言っているようなものなのに、ぺらぺら作り話をするんですよね。ついでに、仕事もできなかったんですよ。私がカバーしなければならず、本当に迷惑でした。

 

業務経験やスキルなどについて

ありもしない業務経験やスキルをあるように書くのはどうでしょうか?

 

まったく経験のない(近い経験もない)ことを経験があるように書くのはアウトですね。

ですけど、近い経験があって、その経験と書いている経験とが同視できるもので、確実にこなせる自信があるのであればOKかなと思います。

 

では、「盛る」のはどうでしょうか?

 

多少はセーフだと思います。

多くの人が自分を良く見せたいと思うものですし、これは当然のことです。そして、評価する側もある程度はそのことを想定しています。評価する側の想定の範囲を超えるかどうかがポイントになってくると思います。

 

とはいうものの、表現の仕方は人それぞれですし、その表現をどのように受け取るかについても人それぞれなので、線引きは難しいですね。

 

個人的には、入社後、周りに一切迷惑をかけずに担当業務を立派にこなせる自信があるのであれば、または、ちょっと自信がなくても、業務をこなすために死に物狂いで努力する覚悟があるのでれば、そして、努力してダメだったときに潔く辞める覚悟もあるのであれば、多少盛ってもOKだと思っています。

 

やってみて業務をこなせなければ、すぐ辞めてくださいね。迷惑ですから。

 

次回は、経歴詐称 part2↓↓↓です。

vivien-moriya.hatenablog.com