ジョブハンティング! 弁護士、派遣、社畜、銀座ホステス、いろいろやってみた。

元派遣、氷河期世代かつ団塊ジュニアの弁護士が外資系や大中小企業など40社以上で働いた経験をもとに、氷河期世代を取り巻く諸問題、40代派遣・フリーターから正社員へのステップアップのコツ、日々思ったことなどを綴っていきます。

働かないオジサンと若手社員のどっちがマシなのか?

こんにちは。ヴィヴィアンです。

少しずつですが涼しくなってきました。特に夜はね。

前回↓は安倍元首相銃撃事件について書きました。

vivien-moriya.hatenablog.com

最近、働かないオジサンが話題になっています。ヤフコメ欄は、若者からの共感の嵐です。(だからたびたび記事で取り上げるんでしょうけど)

もう、タイトルからもなんとなくお分かりだと思いますが、私は、いつもヤフコメ欄を見るたびに、いや、オメェの方がもっと仕事してねぇだろ!と思うのです。

もちろん、若い方でもそれなりのパフォーマンスで仕事をしている方はいると思いますが、少数ですよね?

目次:

白痴という言葉が抹殺されようとしていることについて

突然タイトルと関係のない見出し↑が。。(笑)

すみません。本題からは外れてしまうのですが。。

じつは、見出しを若者の白痴化と書こうとしたら、「白痴」と変換できなかったのです。

えぇ~なんで?と思って調べてみたら、差別用語だから変換できないようになったそうです。

恐ろしい世の中になったものですね。気味が悪いです。

 

なにやら、今の若い人の中には白痴という言葉すら知らない人もいるようです。いや、でもそれって、坂口安吾の「白痴」も知らないってことだよね。普通、教養として中学生でも知っていなければならないものではないですか?

 

少なくとも私くらいの世代は、白痴というと、知的障害のある方よりも大宅壮一の「一億総白痴化」のイメージが強いのではないでしょうか。私はテレビっ子だったので、子供のころ親に「アンタ!テレビばっかり見てたらバカになるよ!大宅映子のお父さんの大宅壮一って人が一億総白痴化って言ってて云々・・・」とよく言われたものです。

 

坂口安吾も大宅壮一もこの世から白痴という言葉が抹殺されようとしている未来なんて想像もしなかったでしょうね。

 

わざわざ「障害」の漢字を変えてみたり、差別用語を初めからなかったものにしようとしてみたり、差別用語を発した人を徹底的に批判してみたり、いろいろしていますよね。

私は、差別用語は排除せずきちんと知るべきだし、教えるべきだと思います。言葉を排除することに何の意味があるのでしょうか。デメリットしかないと思います。

 

差別用語だからという理由でこの世から抹殺しようなんて、非常に安直な感じがします。

最近の若者は確実にアホ化している

はい、ここで本題に入ります。白痴とは言っちゃいけないそうだから、バカとかアホって書くことにしようっと。

 

私は若手の教育係とか相談相手になったりすることが多いんです。

 

で、思うのは、なんでこんなことも分からないの?何で人に聞く前に自分で考えないの?何で自分で調べないの?何で読まないの?ということ。ここに書いてるじゃん、とか、読めばわかるじゃん、とか。なのに何で分からないの?もしかして、字が読めないの?

業務を放置してしまう人もいますよね。期日を守らなくても平気な顔している人も。都合が悪くなるとすぐ泣く人もいます。

 

教えてもらって当たり前、メモなんて取らなくて当たり前、メモ取ってないからすぐ忘れちゃうけどまた教えてもらって当たり前、3回でも5回でも同じことを聞いて教えてもらうのも当たり前、と本気で思ってますよね。実際に言われたことあります。言われたとき、これは夢か?!と思いました。

 

そもそも、お金をもらって仕事をしている、という意識が希薄ですよね。仕事とは無関係のことにダラダラ時間をかけて仕事した気になっているバカとか、ダラダラと私語ばかりして会社に遅くまで残って当然のように残業代をもらっている盗人のようなバカも見かけます。中高年の派遣さんだったら30分で処理できるのに、何で正社員のアンタは丸5日もかかってんの?何で残業代もらってんの?派遣さんより給料もらってるんだよね?自分の時給計算したことある?

 

そもそも働かないオジサンは働かない以上、人に何度も同じ質問をすることはありませんし、ひっそりとしていて私語をすることもあまりありませから、私たちの時間を奪うことはありません。若者は、分からない分からないと言っては長々と質問し、他人の時間を奪います。そのせいで私たちは残業を強いられることになります。管理職だとタダ働きになります。

 

そういえば、以前いた会社の若者たちが、私語は職場における大事なコミュニケーション手段だ、私語をしない人は態度を改めるべきだ、とのたまっていました。私が寝る時間も惜しんで働いているときに、社内に親しい友達が出来なくて困っている、どうにかしたいと議題に挙げた若者もいました。(これ、みんな30代です)

もう、ついていけません。。オマエは何をしに会社に来ているのだ?

 

彼らは仕事とまったく関係のない話をすること、つまり無駄話が職場における大事なコミュニケーションだと認識しているわけです。そして、無駄話は、与えられた自分の業務よりも優先すべきものだと考えているのです。

無駄話が一切だめだとは思いませんが、それは仕事外でのコミュニケーションですよね。

まず大事なのは、仕事におけるコミュニケーションだと思うのですが。いわゆる、ほうれんそう(報告、連絡、相談)、をきちんとするとかね。あと仕事に対する自分の意見をきちんと言えるとか、メールの文章を他人が読める日本語で書くとかね。若手が仕事できない分、忙しく働いている戦力社員に無駄話を強要しないように配慮するとかね。

 

もう、不思議で仕方がないのです。

 

私のころは学生アルバイトや新入社員でもこんなひどい人はそう多くはいませんでしたが、今では20代は当然として、30代の人(もちろん正社員)でもこういった人たちが当たり前のようにいるのです。

 

もちろん、私たちが若いころも、今の若いもんはそんなことも知らないのか、と言われることはありました。いつの時代も若者はバカに見えるものなのかもしれません。ただ、最近の若者のバカっぷりは尋常ではないように思うんです。

 

そもそも、昔は、何も知らない、何もできない若者、と言われるその対象は、せいぜい20代まででした。

でも今は違います。今は30代も「バカな若者」の仲間入りをしてしまっています。バカすぎて成長しないから30代になってもバカのままでいるということなのでしょうか。

 

以前いた会社で、仕事をサボっているオジサンがいたのですが、ある30代の若手が、「あの人仕事しないんですよねぇ~」と言ったときは、えぇ~!オマエがそれ言うか!と。本当に、びっくりしました。

 

なぜって、その若手は、そのオジサンよりもはるかに仕事をしていなかったからです。しかも、アタマの出来もずば抜けて悪く、正真正銘仕事のできない人だったのです。

対して、そのオジサンは実は結構できる人だったんですね。でも怠け者で仕事をサボっていたのですが、いざというときは使える人でした。そのオジサンと若者では、オジサンの方がよっぽど会社に貢献していたと思います。

 

つまり、その若者はバカすぎて、自分が仕事をしていないということも、オジサンがその若者よりも仕事をしているということも認識することができなかったのです。

 

働かないオジサンは若者よりは仕事をしているかも知れません。

働かないオジサンは実はやろうと思えば若者よりもできる人かもしれません。

そうでなくても、働かないオジサンは若いころ安い給料でこき使われていたかもしれません。

 

働かないオジサンがいるのは事実ですが、仕事をしない(又はできない)若者の方が圧倒的に多いことに気付け!若者たちよ!